ホンダ モビリオ W (FF CVT 1,500cc 90ps/5,500rpm 13.4kg・m/2,700rpm) |
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2005年3月13日〜2017年10月30日 |
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親が高齢になり、それまで乗っていたエスティマが負担になってきたようなので、自分が7人乗りのクルマを買うことにしました。このクルマで、親と子供の計7人を乗せて、毎年、1泊旅行に行きました。
このクルマは他のコンパクトミニバンと比べること自体が間違い。なぜならセンタータンクレイアウトで、全長4m未満ながらも3列目のシートが十分実用になるからです。子供が小さかったこともありますが、よほどの大男でなければ3列目に座ったときの居心地の良さは特筆すべきものがあります。 もちろんRECAROとSEVで武装してましたよ。 |
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電動パワステには本当に泣かされました。ホンダに対するイメージと言うか信頼が崩れるほどの出来事でした。しかしそれも、ネットを通じた皆様方からの情報提供や素晴らしいディーラー担当さんのおかげで、何とか違和感を感じないほどに改善できたのが嬉しかった。
掲示板ではたくさんの方々と交流でき、本当に勉強になりました。 思い出が一杯詰まったクルマ。その手ごろなサイズと経済性の高さから、夫婦二人だけになっても乗り続けたいクルマでした。
10年目のときに大枚はたいてボディパネル交換などを行い、長く乗ることを目指しましたが、フロア下のサビは如何ともし難く・・・ 6回目の車検が目前でしたが、下回りの腐食を考えると時間的にも経済的にも合理的でないため、已む無くお別れすることにしました。19万km弱、走りました。 |
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ホンダ シビックフェリオ Vi (FF 5M/T 1,500cc 130ps/6,800rpm 14.1kg・m/5,200rpm) |
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1996年〜2005年3月13日 |
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レカロシートを初めて体験したクルマ。SEVを初めて装着したクルマでもあります。
シビックフェリオのどこが良いのかと言うと、サニー、カローラ、ランサー、などと競合するファミリーセダンでありながら、低燃費30km/g(定地走行)、3ステージVTECで130ps、足回りは4輪ダブルウィッシュボーン、個性的なスタイリングといったところでしょうか。 走りに関しての不満は皆無でした。しかもフェリオのエライところは、きっちりセダンとして作られている点。このクラスでリアシートのアームレスト トランクスルーを装備しているクルマは他にない。トランクも410リットルで満足。 |
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燃費は特筆すべきもので、スタッドレスを履く冬季でも16km/g以上、夏は20km/gを超えることがありました。何時間でもドライブしたくなるクルマでした。 事情が許せば、一生乗ってもいいと思いました。10万km弱、乗りました。 |
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フォルクスワーゲン ゴルフ GL(Golf2)(FF 3A/T 1,700cc) |
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1995年〜1996年 |
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もちろん現物をよく見たつもりでしたが、納車されてビックリしたのは、室内がタバコのヤニで真っ黒(シートから天井まで全部)だったこと。一日中かかってクリーニングしました。 ある日、エンジンルームを清掃していたら、板金修理の痕跡を発見。正規ディーラーから購入したのですが、そんな説明は一切ありませんでした。ディーラーに行きボンネットを開け「これは何だ」と問いただすと、実は知っていて「ちゃんと直してあるのでハンドルを取られたりすることはないはずですが」とのこと。 このクルマを買うために展示場で熱心に見ていたとき、「板金修理してるかどうかはココを見るといいんです」なんて説明していたくせに、このクルマに修復歴があるなんて言わなかったぞ。 このディーラーには前のゴルフの時にも嫌な思い(取り寄せが無理だというパーツを、自分が札幌のヤナセに掛け合ってわざわざ取り寄せてもらったのに、工場でいざ取り付けようとしたら合わないので良く調べたら適合しないことが判明してアタマに来た。)をしていたので、これで完璧に縁を切ることに決めました。「おたくの商売のやり方はわかった。もう二度と来ません。」(その前にお世話になっていたヤナセ月寒営業所さん、苫小牧の音羽自動車さんでは本当に良くしていただき、不愉快な思いをしたことはありません。) あ、それからこんあこともありました。このクルマはオートマなので「フットレストがあったら付けたい」と伝えたところ、工場の人たちがニガ笑いしながら「そんなのあったっけ?」と言う感じで相手にされなかったこともあります。とても「ヤ○セ」の看板を上げてる店の対応とは思えません。 この因縁つきのゴルフUは早々に処分してしまおうと思っていたら、後日、問題のディーラーから申し出があり、このゴルフをディーラーに売り、下取りに出したゴルフUディーゼルを買い戻すことになりました。 こうしてゴルフUディーゼルは再び自分のもとに戻ってきたけど、今後のメンテナンスを「あの」ディーラーに任せることなんてできないし、ここはひとつ国産車の進化を信じてみよう!と国産のクルマ選びに入りました。 クルマは性能も大事ですが、趣味性の強いものだからスタイルの好みも大事。セダンではベンツ190Eとか、日産クルーのカタチが好き(少し変?)。やっぱりサイズはコンパクトな5ナンバーがいい。 |
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フォルクスワーゲン ゴルフ GLD(Golf2)(FF 5M/T 1,600cc) |
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1992年〜1995年 |
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当時、すでにゴルフVが発売されていましたが、ゴルフUも40thバージョンとして特別仕様のものが売られていました。
やっぱり買ってよかった。車が意のままになるという感覚。コーナリング中にラインが微妙にずれてハンドル修正を要することがない。
相変わらずノンターボディーゼルはキョーレツに遅いものの、季節を問わずリッター当り20kmを割ることがなく、給油から給油までの間にトリップメーターが0kmに戻ることがよくありました。 |
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'81モデルのディーゼルエンジンと比べると高回転の伸びがよく、タコメータがないので何回転かわからないものの、ディーゼルのくせに高回転まで良く回りました(音はうるさい)。
オーディオはヘッドユニットが純正(クラリオン製)でした。ディスプレイは蛍光表示管式マルチドットで見やすいものでした。内部を分解してプリアウト出力を取り出したり、Nakamichiのパワーアンプをつないだりしました。 エアコンの効きが強力で、ONにすると吹き出し口から白煙が出たりしました。でもエアコンをONにして街中を走ると目も当てられない非力さで、発進加速中に「いつクラクションを鳴らされるか」とひやひやものでした。 初めのころは友人から譲ってもらったホシノインパルというアルミを履いていました。 トランクルームは336gとGOLF1より少し狭い。因みにGOLF3ではさらに少し狭くなっています。 ゴルフも4からは3ナンバーになってしまいました。ライバルのアストラも3ナンバーに。 |
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スズキ カルタス エスティーム XG (FF 3A/T 1,600cc) |
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1991年〜1992年 |
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カルタスは1000ccからラインナップがありますが、これは3ボックスモデルで結構レアであります。車体はコンパクトなのに排気量が大きく、走りに余裕がありました。何せ車重800kg台で100馬力だから必要十分なパワーでした。
純正オーディオは、ソニーのカセットレシーバーに交換しました。フロントスピーカはトヨタと同じように10cmのユニットがダッシュボード上面にあり、これをALTEC LANSING製の2ウェイスピーカに交換したりしました。 |
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シートの形状や素材など室内も安っぽくなく、外観に似合わず乗っていて気持ちいい車でした。ミッションは3速ATでしたが高速に乗る訳でもなく、特別な問題はありませんでした。
リアシートは分割して倒れトランクスルーになるし、ブロンズガラスを採用していたし、トランクルームは376リットルもあったし、コーナリングランプやリアフォグランプは標準装備と豪華な仕様でした。 しかし・・・サスペンションというかハンドリングがいまいち気持ちよくない。ショックを替えることも考えましたが、ゴルフの足回りが日に日に恋しくなり、つい愚痴をこぼす毎日。 これにヨメさんが耐えられず、「愚痴らないで済むクルマ」を買うことに。そんな訳でカルタスは長い付合いにはなりませんでしたが、決して悪い車ではなかったと思います。 サイズはコンパクトでもゆとりの室内、1.6Lエンジン。まさにクラスレスカー。この手のクルマは少ないですね。 燃費は15km/Lくらいでした。 |
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フォルクスワーゲン ゴルフ GLD(Golf2 '81モデル)(FF 4M/T 1,600cc) |
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1984年〜1991年 |
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ヤナセ中古車センター(札幌市)であこがれの黄色いゴルフGLDを買いました。程度はあんまり良くなかったですが、徐々に手入れして長く乗りました。
ディーゼルでノンターボのため強烈に遅かった。加速中にすいすい抜かれたことが良くありました。 でも季節や走り方によって燃費が変わることはなく、故障も少ないので、長距離ドライブでもロバのように信頼性がありました。 |
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燃料給油口はエンジンキーとは別の小さ目のキーを使うもので、給油のたびにその小さいキーを渡すので、ガソリンスタンドの人が戸惑うことがよくありました。
ハッチバックにもかかわらずラゲッジスペースは350gもありました。 燃費はビックリするほど良くはなく、20km/gまでは行かないくらいでした。 スパイクタイヤが禁止され、冬にスタッドレスタイヤを履くようになったのも、この車のときでした。初めて履いたスタッドレスはヤナセで買ったため、コンチネンタル製でした。 歩道に乗り上げてロアアームを曲げてしまったり、ドアハンドルの機構がが摩耗して開かなくなったり、ベンチレータファンのモーターが弱ってきてブラシを手入れしたりしたことを思い出します。 純正アクセサリーカタログに載っていたBOGE社のショックを取付けたところ、しなやかに路面に吸い付くような足回りになり、言葉では言えない快感が味わえました。ただまっすぐ走っているだけなのに気持ちよく、幅の狭い道路も広く感じるほどの安定性、路面とのコミュニケーションがホントいい感じでした。 タイヤは155SR13が標準でしたが175/70R13に替えたらコーナリングが最高に楽しくなりました。車重が800kg台と軽いので、オンザレールの旋回と強烈な横Gを味わえました。 オーディオはカーラジオにリアスピーカー2個のみだったので、カーラジオを純正のカセット付きのものに交換し、パイオニアの10cmフルレンジスピーカをドアに付けました。 彼女(今のヨメさん)の希望もありエアコン(というかクーラー)を付けました。かなーり古いクルマでしたが、なんとナショナル製純正クーラーの在庫があったのです。このゴルフには三角窓があってこれが風を自由自在に室内に取り入れることができていたので、それまではクーラーは不要と考えていました。当時はカークーラーというものが一般に普及し始めた頃だったと思います。 結婚して車に親を乗せることも多くなり、室内の広さは文句ないもののディーゼルの騒音を聞かせるのは忍びなく、国産のガソリン車に替えることにしました。 |
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ダイハツ シャレード XT (FF 4M/T 1,000cc 55ps) |
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1978年〜1984年 |
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今でこそ一般的になりましたが、当時としては革新的な4サイクル3気筒エンジン。最も燃焼効率が良いとされる、1気筒あたり330ccとして設計されました。馬力は低いものの低回転の粘り強さが自慢で、少しの坂道なら4速のまま走れて驚いたものです。
XTというちょっとスポーティというかツーリング志向のグレードで、スピードメーターより少し小さいタコメーターが標準装備されていました。 車重が600kg台と軽いので軽快に走りました。ラジアルタイヤが標準装備で、コーナリングは軽快でした。 |
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ただし、調子に乗って追い越しをかけるとパワーが無いので加速せず、怖い思いをしました。
冬道、コーナーでサイドブレーキを引くと面白いようにテールが滑るので良く遊びました。これでテールスライドとカウンターを習得。テールを滑らせるのは誰でもできるけれど、最も重要なことは滑りを終了させるタイミングであり、コーナー立ち上がりで姿勢を正し、直進加速に移ること。 遊びすぎて雪の壁にリアフェンダーをぶつけ、凹ませたこともあります。 アルミホイール(ハヤシレーシング)を買って履かせていました。この車で北海道を一周したり、東北へ行ったりとかソロツーリングの楽しさを知りました。 このころエンジンの点火系に凝っていて、セミトランジスタ点火回路を自作したり、三田無線のCDIキットを組んで付けていました。また、省燃費に凝って、キャブの加速ポンプのリンクを外して走ったりしました。加速ポンプが無いと、スロットルを開けたときに息つきが酷くなるのでゆっくりアクセルを踏む必要があるんですね。本当は危険なのでやってはいけません。 ヘッドライトは丸型2灯シールドビームで、シビエのものに交換したところ、明るくて、ビームのカットがシャープなのに感動しました。 海の近い場所に住んでいたせいか各部のサビが進行し、ボンネットのフックのスプリングが錆びて半開き状態になったこともありました。 車検のあとエンジンの調子が悪いので、デスビを触ってみたら固定されてなかったことがありました。エンジン音を聞きながらデスビを回して適当なところで固定し、工場へ持っていって点火時期調整を依頼したところ、そのままでピッタリ合っていて感心されました。(ただの偶然でしょう) 燃費は4速のせいか驚くほど良くはなく、18km/Lくらいでした。 アマチュア無線機をクルマに付けてステアリングのホーンバーに小さいバインダーを付けてメモできるようにしていました。また、天井の真ん中に穴をあけ、同軸M型メスコネクタを取り付け、144MHz用1/4波長ホイップアンテナを付けていたら周囲から「ラジコンカー」と言われました。 オーディオは標準でAMラジオとスピーカーが運転席側に1個だけしか付いてなかったので、スピーカーをもう1個買って助手席側に取付けました。リアのトノカバーに16cmフルレンジスピーカーを追加して、パイオニアカーコンポ(カセットデッキとアンプ)を付けて鳴らしていました。 この車はサビてドアに穴があくまで長く乗りました。 |
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ダイハツ フェローMAXハードトップ (FF 4M/T 2サイクル2気筒 360cc 31ps) |
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1977年〜1978年 |
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初めて買った車です。なぜか軽自動車が好きで、特にダイハツが好きでした。ダイハツはコンパーノGTなどの名車を作っていたし、初代フェローのメカニズムも高度なものがありました。
2サイクル2気筒水冷エンジンで、当時の360ccでは一般的であったと記憶していますが、思い出してみればスズキフロンテの2サイクル3気筒、ホンダN360の4サイクル2気筒、マツダキャロルの4サイクル4気筒など多彩なエンジン型式があり、さらに空冷あり水冷あり、駆動方式もFFあり、FRあり、RRありと楽しい時代でした。 |
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当時は軽と言えばタイヤは10インチのバイアスタイヤと決まっており、ラジアルタイヤが珍しい頃です。その昔は、コーナーでスピードを出しすぎるからという理由でラジアルが禁止されていた時代もありました。本当は道路やクルマの性能向上に対してバイアスタイヤが時代遅れになっていたのに。
スタイルは、当時普通車クラスで流行っていたフルオープンウインドウのハードトップ。センターピラーがなく、サイドウィンドウがフルオープンになるもの。後部座席に、ウィンドウガラスを上下するためのレギュレータハンドルがありました。 一見するとハッチバックに見えますがそうではなく、いっちょうまえに独立したトランクルームがありました。 センターコンソールが装備されていましたが、足元が狭いので撤去しました。この頃のクルマはオートマなんてものは3速が当たり前でしかも高価で、4速マニュアルが一般的でしたから、べダルが3つもあるためにペダルの間隔が非常に狭いものでした。 ハンドルはブラウンで一見木目調だがプラスチックでした。インパネにはタコメータもついていました。 555というタイマーICを使い間欠ワイパーを自作して付けたりしていました(もちろん動作間隔は連続可変式)。これを見た会社の先輩が「オレの車にも付けてくれ」と頼んできたので、先輩のコロナハードトップに付けてあげたりしました。 エンジン点火系では、ボッシュのスポーツコイルや接点を強化したコンタクトポイントを付けていました。 少し前から厳しくなってきた排ガス規制の関係で、ほとんどのクルマはアクセルOFFで回転を急激に下げないように、スロットルにダンパーを付けていました。このためシフトアップするときにアクセルOFFにしてもエンジン回転がすぐに下がらず、スムーズなシフトアップが難しかったです。 長く乗るつもりでしたが、最低地上高が低すぎて、何でもない冬道で腹をこすって動けなくなったことがよくあったので、2度目の冬が来る前にシャレードに乗り換えることにしました。このクルマはノーマルのフェローMAXに比べても最低地上高が低かったんです。 燃費はだいたい18km/lくらいでした。 |
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