2019年4月7日 |
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運転席に続いて助手席側もRECAROを装着しました。
作業内容は運転席と同じですが、いちおう作業内容を記録しておきます。 |
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RECAROシートにスライドレールを取り付けます。スペーサは運転席と同様、2枚使いました。 |
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サイドエアバッグ配線を触ることから、念のためバッテリーのマイナス側ターミナルを外した後、純正シートを外していきます。
前側固定ボルトには樹脂製キャップが付いているのでマイナスドライバなどで取り外します。 |
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後ろ側には樹脂製カバーが付いているので、これを手で外してボルトを緩めて行きます。 |
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純正シート全体を後に倒し、車両側からつながっている配線のカプラー4個を抜き、ハーネス固定具をシートから外します。
カプラは写真左側から、シートヒータ用、シートベルトキャッチャ用、着座スイッチ用、サイドエアバッグ用です。
因みに、一部のドイツ車等では助手席シートの着座スイッチが助手席エアバッグの制御に使われているものがあり、着座スイッチを開放してしまうと助手席エアバッグが開かなくなるため、特別な装置を設置したり、常時着座ONおよびシートベルト装着ONにしてしまうといった処置が必要だそうです。
フィットは助手席に人が乗っていようないまいがエアバッグが動作する仕様なので問題ありません。 |
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純正シートを社外に運び出します。無理な姿勢で腰を痛めないように、また、ボディに傷をつけないようにしましょう。 |
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次に、取外した純正シートから、流用するパーツを取り外していきます。
まず純正シートからシートベルトキャッチャの配線カプラを外します。
写真のように小さいマイナスドライバを差し込んであげます。 |
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すると、固定具とカプラを分離できます。運転席側と同様に、配線の固定を外して、シートベルトキャッチャを配線ごとシートから取り外します。 |
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サイドエアバッグ配線のカプラは、運転席側と同様に、小さな丸穴から小さいマイナスドライバ等を使って固定具のツメを押してシートから抜き取り、配線は適当なところで切断してカプラを取り出します。 |
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シートベルトキャッチャをRECAROシートに移設します。ボルトやワッシャーも純正のものを丸ごと使います。ナットは純正シートから取ることができないので、シートレールに付属していたものを使います。 |
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純正シートから取ったサイドエアバッグ用カプラのコードと、サイドエアバッグキャンセラーのコードをギボシ端子で接続します。 |
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上記のカプラを車両側の配線カプラに挿せば、サイドエアバッグキャンセラーが接続されます。 |
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あとは、運転席側と同じように、ベースフレームを固定し、RECAROシートを車に運び入れてシートベルトキャッチャ配線のカプラを挿し、最後にシートを固定すれば完成です。 |
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最後に、バッテリーのマイナスターミナルを復旧します。
エンジンがかかってから少しして、エアバッグ警告灯が消えればOKです。
RECAROシートへの交換後は着座スイッチがありませんので、助手席シートベルト警告灯は動作しなくなります。 |
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