ヘッドアップディスプレイ取付


歳をとってきて、前方を見てスピードメーターを見て、のピント合わせがちょっと辛いかな?と感じてきたので、目線をあまり動かさずに速度が確認できる、ヘッドアップディスプレイを付けてみたくなりました!
2019年10月7日

  NikoMaku(ニコマク)製A100です。このHUDはGPSを利用するタイプではなく、OBDUに接続するタイプです。じつは2年前の納車前に買ってあったものです。
 というのも、OBDUで動作する水温計を先に装着してしまったため、OBDUコネクタを二股にしてまでこのHUDを付ける気にはなれなかったからです。

 実物を見ると、フロントガラスに反射させる前提なので、じかに見ると反転した液晶表示になっています。

  まずは接続して動作確認と各種設定をします。といっても今さら不具合があっても保証期限が切れていますが。

 まだ走行はしていませんが、問題なく動作しているようです。

 スイッチ操作によって、速度のほか水温と電圧を表示できます。また、水温警報、速度警報、電圧警報機能もあります。

  フロントウインドウに映る位置を確認しながら、取付場所を決めます。奥のほうに置くと、ウインドウの下のほうに表示されます。

 位置が決まったら、Aピラーの内張りを剥がして配線をインパネ内部に引き込みます。

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  これでちゃんと表示が確認できるし問題ないのですが、メーター本体の光が直接見えています。

 適当な板を貼って本体表面が見えないように遮ってもいいのですが、何となく本体の角度を変えたほうがいいような気がしました。

  それで、傾斜台を作ってそこにHUDを乗せればいいと考えました。

 材料は、プラスチック製のCDスリムケースを切断して使いました。

  こんな感じの傾斜台ができました。プラ板をグルーガンで組み立て、余分なグルーを削り落とした後、見える部分に木口テープを貼りました。

 即席にしては綺麗にできたと思いますが・・・。

 HUD本体の平面寸法は80mm×45mmです。
  これでHUD本体の発光面が直接見えなくなりました。因みに、この製品の改良版が出ているようで、それはひさしのように本体のフチを高くして、平面に寝かせるように置いた場合でも本体発光面が見ないようにしてあるようです。

 なおフロントガラスは両面で反射するためどうしても二重写しになりますがそれほど気になりません。どうしても気になるときのために、反射フィルムが付属しています。

 明るさは自動調節ですが、取り付けたときは丁度よく、視認性は良好でした。

 気になる消費電流ですが、停止中6mAだそうです。1週間以上乗らないときはケーブルを外せと書いてあります。

  斜めから見るとこのようになっています。あまり美しくはないですが、素人の手抜き工作ですから仕方ないです・・・。


 最後に、取扱説明書に従って、表示値の調整(校正)を行います。基準となる速度計なんて持っていませんので、GPSを利用した速度計をスマホに入れて、この速度表示を基準としてHIDの表示を合わせました。

 FITの速度計は、60km/hにて約2〜3km/hのエラー(高めに出る)がありました。調整した結果、HIDの表示スピードが真値に近いと考えられます。