アイドリングストップキャンセラー取付


全く使っていないアイドリングストップ機能をキャンセルできる装置を装着しました。快適です。
2019年6月10日

 自分はアイドリングストップを全く使わないので、いつもエンジンをかけるたびにアイドルストップボタンを押してキャンセルしています。
 それでも、たま〜に忘れていて信号待ちで気付くこともあります。
 この装置は、エンジンをかけるたびにドライバーがいちいちボタンを押さなくても、自動的にアイドルストップ機能をキャンセルしてくれます。

 こんな箱に入って来ました。

 コントローラの中味はこんなんです。

 接続が必要なのはイグニッションON12V、GND、それにアイドルストップスイッチONで12Vが印加される信号の3本です。

 使用しない線(紫、ピンク、緑)は根っこから切断し除去しました。



 アイドルストップスイッチのコネクタにアクセスするには、ドリンクホルダを取外す必要がありますので、まずこのネジを1本外してセンターロアパネルを外していきます。

 センターロアパネルを外すとネジが見えますので、この手前のほうのネジを外します。



 ・・・実はここまでの作業は全くのムダに終わったのですが・・・(後述します)

 この隙間に内張り剥がしを突っ込んで、ドリンクホルダを外していきます。・・・がしかし、ツメがうまく外れないのか見えないところでビス止めされているのか、簡単には外れません。


 渾身の力で持ち上げると、バキっと・・・割れてしまいました。泣)


良く調べないでやったせいです。。。まあ割れてしまったのは仕方がない。皆様は絶対に同じ失敗をしないでください!

 アイドルストップスイッチに挿さっているコネクタを手探りで抜きます。


 挿さっているコネクタを指で触ってみると、スイッチに横から挿さっているのが分かります。


 さらに注意深く指で探ってみるとロック用のツメがあるのが分かりますので、これを押しながら配線を引っ張ると抜けました。

 コネクタは5ピン用で、配線は4本あります。


 製品に付属していた取付説明書のGK5フィットの記載は全然違う配線の色だったので参考になりませんでした。


 結局、次の写真に示すように、自分でテスタを使って調べたところ、


  茶:制御信号


  緑:イグニッション12V


  黒:GND


  灰:イルミネーション


 であることがわかりました。

 どの線が何の信号なのかを調べているところです。



 緑はイグニッションONで12Vが印加されました。


 黒はシャシーアースと導通があります。


 灰色はライトスイッチONで12Vが印加されました。


 残りの茶色は、アイドルストップスイッチONで12Vが印加される制御用信号に違いないと判断しました。

 接続するべき配線が特定できたので、付属のエレクトロタップで必要な3本の配線を接続しました。


 イルミネーション以外の3本の配線を使います。

 コントローラ本体にプチプチを巻いて、シフトゲートカバーの下に押し込みました。



 本装置は、エンジンを始動した後、人間がアイドルストップスイッチを押す代わりに、エンジンがかかってから5秒後、自動的に「ボタンが押されたよー」というパルスを発生し、クルマに伝えてくれます。


 ですから、エンジンをかけると、通常ではエンジン始動直後にアイドルストップランプが消える(アイドルストップ機能が有効になる)のですが、本製品の取付け後はいったん消えたこのランプがすぐに再び点灯します。


 なお、アイドルストップスイッチを長押しすることで本装置を取付ける前の状態に戻すこともできます。(やり方は説明書を参照)



 ということで、毎度毎度乗るたびに余計なスイッチを押す必要がなくなり非常に快適です。


 でも初めのうちはクルマに乗るたびに、「おっとアイドルストップスイッチは押さなくていいんだ」と逆に気を使ってしまいました。どんだけ無駄な操作を強いられていたのかと気づきました。


 それにしてもこの機能、元から付いていればいいのに。というか、アイドルストップをさせるかさせないかを選択できれば済むことですよね。燃費の問題やバッテリーの問題など事情はあるとは思いますが・・・

 コントロールユニットをシフトゲートカバーの下に押し込んだところです。割とガラガラなので、場所がないということはありませんが、中で遊ばないようにしたほうがよいでしょう。